天皇賞(秋)2026 データ分析
東京競馬場 芝2000m(左回り)/3歳以上G1・定量 2026年11月1日(日) 📋 1. レポートの要約 🔥「勝ち馬は10頭とも3番人気以内。1番人気は10年で7勝・連対8回」 秋の東京芝2000mで、古馬と3歳の一線級がぶつかるG1です。過去10年の勝ち馬を並べると、10頭全部に当てはまる共通点が3つありました。3番人気以内、5歳以下、前走がG1かG2。この3つです。1番人気は10回のうち8回で連対(2着以内)を果たしました。反対に6歳以上の馬は、37頭が走って3着が1回あるだけです。 【超要約】 今年の候補15頭で、勝ち馬の共通点(5歳以下・前走が国内のG1かG2)を満たすのは7頭。そのうち関東馬は3頭だけ 勝ち馬10頭は全頭が3番人気以内・5歳以下・前走G1かG2 前走G1組は40頭で複勝率50.0%、前走G2組は81頭で12.3% 関東馬は57頭で8勝、関西馬は87頭で2勝 6番人気以下の2・3着は10年で10頭。共通点と今年あてはまる馬は本文で レース概要 📍 東京芝2000m・左回り。最後の直線は525.9m 📍 3歳以上・定量のG1。過去10年の1〜3着馬は、4歳以上の牡馬が58kg、3歳の牡馬と4歳以上の牝馬が56kgで走った 📍 過去10年の出走頭数は11〜18頭 📍 データは2016〜2025年の10年。10回とも東京で行われた 頭はこの3条件でかなり絞れます。配当は別の話です。三連単は10年で6回が万馬券(1万円以上)で、24年は397,100円まで跳ねました。荒れた年に2着・3着へ入ってきたのは、6番人気以下の馬です。10年のうち8年で、少なくとも1頭が3着以内に食い込んでいます。 人気薄だったその10頭は、どこが見落とされていたのか。前走のクラスと4コーナーの位置で、10頭は2つの型に割れました。今年の候補15頭にも、前走がその型に当てはまる馬が4頭います。 💰 2. 配当傾向と集合知の精度 🔥「単勝は10年すべて400円未満。それでも三連単は10年で6回が万馬券」 単勝の列はどの年も400円に届いていません。大きく振れているのは右端の三連単の列だけです。 年 馬場 単勝 馬連 三連複 三連単 25 良 270円 910円 5,020円 15,860円 24 良 380円 9,660円 102,180円 397,100円 23 良 130円 1,330円 2,180円 6,960円 22 良 260円 3,330円 4,400円 23,370円 21 良 340円 390円 350円 2,040円 20 良 140円 970円 960円 4,130円 19 良 160円 920円 3,210円 8,860円 18 良 310円 1,520円 6,420円 24,230円 17 不 310円 900円 15,290円 55,320円 16 良 360円 2,420円 7,430円 32,400円 かっこの中はその馬の人気です。1着の欄は、どの年も1〜3番人気で埋まっています。 年 1着(人気) 2着(人気) 3着(人気) 25 マスカレードボール(1) ミュージアムマイル(3) ジャスティンパレス(8) 24 ドウデュース(2) タスティエーラ(9) ホウオウビスケッツ(8) 23 イクイノックス(1) ジャスティンパレス(6) プログノーシス(3) 22 イクイノックス(1) パンサラッサ(7) ダノンベルーガ(4) 21 エフフォーリア(3) コントレイル(1) グランアレグリア(2) 20 アーモンドアイ(1) フィエールマン(5) クロノジェネシス(2) 19 アーモンドアイ(1) ダノンプレミアム(3) アエロリット(6) 18 レイデオロ(2) サングレーザー(4) キセキ(6) 17 キタサンブラック(1) サトノクラウン(2) レインボーライン(13) 16 モーリス(1) リアルスティール(7) ステファノス(6) 1番人気の「7 1 0 2」は、左から1着・2着・3着・4着以下の回数です。 【集合知の精度】過去10年 1番人気:7 1 0 2(勝率70.0%・複勝率80.0%) 2番人気:2 1 2 5(勝率20.0%・複勝率50.0%) 3番人気:1 2 1 6(勝率10.0%・複勝率40.0%) 4〜5番人気:0 2 1 17(20頭で3着内3回) 6〜9番人気:0 4 5 31(40頭で3着内9回) 10番人気以下:0 0 1 53(54頭で3着内1回) → 単勝は10年すべて400円未満。最高は24年の380円 → 三連単が万馬券になったのは10年で6回。最高は24年の397,100円 → 1番人気が3着内を外した18年・24年は、どちらも2番人気が勝った 💡解説 :1番人気は10年で7勝し、2着も1回あります。3着内を外したのは2回だけです。その2回も、勝ったのは2番人気のレイデオロ(18年)とドウデュース(24年)でした。1〜3番人気の30頭で10勝なので、4番人気より下から勝ち馬が出た年はありません。 出走馬全体の複勝率(3着以内に入った割合)は20.8%です。6〜9番人気の40頭はそれを上回る22.5%(3着内9回)で、4〜5番人気の15.0%(20頭で3着内3回)より高くなっています。2着・3着の押さえは、4〜5番人気で止めずに6〜9番人気まで広げたほうが拾えます。 10番人気より下になると、54頭で3着内1回です。その1回は、不良馬場だった17年のレインボーライン(13番人気・3着)でした。 三連単が10万円を超えたのは、24年の397,100円だけです。この年は1番人気が3着内から消え、9番人気のタスティエーラが2着、8番人気のホウオウビスケッツが3着に入りました。残る9年の三連単は、2,040円から55,320円の間に収まっています。 買い目の考え方 :頭は1〜3番人気から選びます。1番人気は連対を外しにくいので、2着に置く形も含めて軸に向いています。3着の候補は6〜9番人気まで広げ、10番人気より下は押さえ程度にとどめます。 🏟️ 3. コースの特徴・枠順・年齢・東西 🔥「6歳以上は37頭で3着内1回。勝ち馬10頭はすべて5歳以下」 東京芝2000mの最後の直線は525.9mあります。過去10年の出走頭数は11〜18頭で、18頭立てになったのは1回だけでした。 8枠は複勝率が4.8%しかありません。表の1着シェアは、10年の勝ち馬10頭のうち何頭がその枠から出たかを表します。 📊 枠番成績(過去10年) 枠 着別度数 勝率 複勝率 1着シェア 1枠 1 2 0 10 7.7% 23.1% 10.0% 2枠 0 1 0 15 0.0% 6.3% 0.0% 3枠 1 1 3 12 5.9% 29.4% 10.0% 4枠 4 0 1 13 22.2% 27.8% 40.0% 5枠 2 2 2 13 10.5% 31.6% 20.0% 6枠 1 3 1 14 5.3% 26.3% 10.0% 7枠 1 1 2 17 4.8% 19.0% 10.0% 8枠 0 0 1 20 0.0% 4.8% 0.0% 13番から外の馬番は、10年で3着内が1回しかありません。 📊 馬番成績(4頭区切り・過去10年) 馬番 着別度数 出走 3着内 1〜4番 2 4 1 33 40 7 5〜8番 7 2 4 26 39 13 9〜12番 1 4 4 30 39 9 13〜16番 0 0 1 23 24 1 17〜18番 0 0 0 2 2 0 💡解説 :4枠は18頭で4勝しています。ただ、そのうち3勝は馬番の7番で、7番は10頭で5勝という偏り方です。7番を引いた馬がたまたま強かった、と読むのが自然です。枠は狙って引けません。 はっきりしているのは外の不振です。8枠は21頭で3着内1回で、その1回は16年のステファノス(14番・3着)でした。馬番で分けても、10番から外は55頭が走って3着内3回です。19年以降の7年は、10番から外の馬が1頭も3着以内に来ていません。ただ、その7年には12頭立て(20年)と11頭立て(23年)があり、10番から外を走った馬そのものが少ない年も混ざっています。 6歳から上は、10年で1勝もしていません。 📊 年齢・性別(過去10年) 項目 着別度数 勝率 複勝率 1着シェア 3歳馬 3 1 1 5 30.0% 50.0% 30.0% 4歳馬 3 6 4 35 6.3% 27.1% 30.0% 5歳馬 4 3 4 38 8.2% 22.4% 40.0% 6歳馬 0 0 1 23 0.0% 4.2% 0.0% 7歳以上 0 0 0 13 0.0% 0.0% 0.0% 牡・セン 8 10 7 102 6.3% 19.7% 80.0% 牝 2 0 3 12 11.8% 29.4% 20.0% 💡解説 :3歳馬は10頭しか走っていませんが、3勝して3着内は5回です。勝った3頭(21年エフフォーリア、22年イクイノックス、25年マスカレードボール)は、そろって日本ダービー(東京優駿)2着からの参戦でした。 6歳になると成績は一気に落ちます。6歳以上の37頭で3着内は1回、25年のジャスティンパレス(8番人気・3着)だけです。勝ち馬10頭の年齢は3歳が3頭、4歳が3頭、5歳が4頭でした。 牝馬は17頭で3着内5回、複勝率29.4%です。2勝はどちらもアーモンドアイ(19年・20年)でした。 3着以内の回数は東西で15回ずつ。違うのは勝ち切った数です。 �