菊花賞2026 データ分析
京都競馬場 芝3000m(右回り・外回り)/3歳G1 2026年10月25日(日) 📋 1. レポートの要約 🔥「京都の10回、勝ち馬10頭は全員が前走3着以内。1番人気は7回馬券に絡んで、2着は一度もない」 菊花賞の勝ち馬を京都の10回で並べると、2つの条件に全員が当てはまります。1つは、前走で3着以内に入っていたこと。もう1つは、本番の上がり3F(最後の600mのタイム)がメンバーで3位以内だったことです。前走で4着以下に負けていた71頭は、3着以内に入ったのが2頭だけです。本番で上がり6位以下だった126頭からは、勝ち馬が1頭も出ていません。 【超要約】 勝ち馬10頭は全員、前走3着以内で上がり3位以内。前走4着以下の71頭は3着内2回 1番人気は10回で4勝・3着3回、複勝率70.0%。2着は一度もなく、頭で固定すると6回外れる 後方待機の46頭は3着内1回だけ。勝ち馬は中団から5頭、先行から3頭 前走2勝クラスの38頭は勝ち星なし。ただし3着は4回あり、3列目に入れる条件は本文で 二冠馬ロブチェンを負かすなら、1番人気を破った4頭と同じ形の馬。今年そこに当てはまるのは2頭(名前は本文で) 今年は、皐月賞と日本ダービーを勝ったロブチェンが三冠に挑みます。秋の初戦の神戸新聞杯もハナ差で勝ち、デビューからの6戦で5勝しています。 レース概要 📍 京都芝3000m・外回り。コーナーを6回まわり、最後の直線は404m 📍 3歳のG1。斤量は牡馬57kg・牝馬55kg。クラシック三冠(皐月賞・日本ダービー・菊花賞)の最終戦 📍 2021・2022年は阪神芝3000mで行われた この記事の集計表(枠・人気・脚質・前走など)は、京都で行われた10回(2014〜20年と2023〜25年)の成績です。1〜3着馬の名前が入る表と配当・ラップは、2016〜25年の10年ぶんで、阪神の2回を含みます。馬の例は、この10年のうち京都で行われた8回から挙げます。 1番人気は京都の10回で4勝し、残る6回は別の馬が勝っています。二冠馬ロブチェンが負けるとしたら、何に負けるのか。 💰 2. 配当傾向と集合知の精度 🔥「1番人気は複勝率70.0%。それでも1着は京都の10回で4回だけ」 配当の表は、阪神の2回を含む過去10年です。右端の人気順は1着・2着・3着の馬の人気で、二桁の人気が入った年に三連単が跳ねています。 📊 配当(過去10年) 年 場 馬場 勝時計 単勝 三連複 三連単 人気順 25 京都 稍 3:04.0 380円 45,690円 140,270円 1 2 13 24 京都 良 3:04.1 370円 5,200円 19,390円 2 4 7 23 京都 良 3:03.1 730円 1,570円 12,380円 4 2 1 22 阪神 良 3:02.4 410円 6,440円 30,010円 2 7 4 21 阪神 良 3:04.6 800円 14,610円 79,560円 4 3 6 20 京都 良 3:05.5 110円 3,810円 8,740円 1 4 5 19 京都 良 3:06.0 650円 3,070円 23,510円 3 8 1 18 京都 良 3:06.1 1,450円 16,710円 100,590円 7 2 10 17 京都 不 3:18.9 450円 136,350円 559,700円 1 10 13 16 京都 良 3:03.3 230円 17,550円 69,380円 1 9 6 表は2016年以降の京都8回のうち直近5回です。1番人気が3着内を外したのは24年だけです。 📊 1〜3着馬(京都で行われた直近5回) 年 勝ち馬 人気 2着 人気 3着 人気 25 エネルジコ 1 エリキング 2 エキサイトバイオ 13 24 アーバンシック 2 ヘデントール 4 アドマイヤテラ 7 23 ドゥレッツァ 4 タスティエーラ 2 ソールオリエンス 1 20 コントレイル 1 アリストテレス 4 サトノフラッグ 5 19 ワールドプレミア 3 サトノルークス 8 ヴェロックス 1 【集合知の精度】京都で行われた10回(1着 2着 3着 着外の数) 1番人気:4 0 3 3(勝率40.0%・複勝率70.0%) 2番人気:1 4 0 5(複勝率50.0%) 3番人気:2 0 0 8(勝率20.0%) 4番人気:1 3 0 6(複勝率40.0%) 5番人気:1 0 1 8(複勝率20.0%) 6〜9番人気:1 2 3 34(40頭で3着内6回) 10番人気以下:0 1 3 85(89頭で3着内4回) → 1番人気は2着が一度もない → 三連単が10万円を超えたのは阪神の2回を含む過去10年で3回。3回とも二桁人気が3着内にいた 💡解説 :京都の10回で菊花賞に出た179頭のうち、3着以内に入ったのは30頭です。複勝率(3着以内に入った割合)にすると16.8%です。これに対して1番人気は、10頭中7頭が3着以内に来ています(複勝率70.0%)。 ただ、1着は4回だけで、2着は一度もありません。残る6回のうち3回は3着に粘り、3回は4着以下に沈みました。3着内の軸には向いていても、頭に固定すると10回のうち6回は外れています。 阪神の2回を含めても、単勝は10年のうち9年が1,000円未満でした。1,000円を超えたのは、7番人気のフィエールマンが勝った18年の1,450円だけです。勝ち馬はほぼ上位人気から出ています。 その一方で、三連単は10年のうち9回が万馬券です。10万円を超えたのは25年・18年・17年の3回で、3回とも二桁人気の馬が3着以内に入っていました。25年は1番人気のエネルジコが勝ったのに、13番人気のエキサイトバイオが3着に入って140,270円がついています。 では、1番人気が勝てなかった回には、どんな馬が勝っていたのか。2016年以降の京都8回で、1番人気が負けたのは4回です。その4頭は、上がり順位と前走着順がそろっています。 📊 1番人気が勝てなかった回の勝ち馬(2016年以降の京都8回) 年 勝ち馬 人気 上がり順位 前走 前走着順 1番人気の着順 24 アーバンシック 2 3位 セントライト記念 1着 着外 23 ドゥレッツァ 4 1位 日本海S 1着 3着 19 ワールドプレミア 3 3位 神戸新聞杯 3着 3着 18 フィエールマン 7 1位 ラジオNIKKEI賞 2着 着外 4頭とも、本番の上がりは3位以内で、前走も3着以内でした。人気は2番から7番まで散らばり、前走のレースも4頭で4つに分かれています。そのうえ4頭は前走でも、そろって上がり1位を出していました。 19年のワールドプレミアは、今年のロブチェンの父です。1番人気のヴェロックスを3着に下して、3番人気で勝ちました。 2016年以降の京都で、二冠馬として菊花賞に出たのはコントレイルだけです。1番人気で勝ちましたが、2着アリストテレスとの差はクビでした。アリストテレスは4番人気で、前走は2勝クラスの小牧特別を勝ってきた馬です。上がりはコントレイルの35.2秒に対して35.1秒で、メンバーの1位でした。 春の皐月賞か日本ダービーを勝って菊花賞に出た馬は、同じ8回で7頭います。勝ったのは二冠のコントレイルだけでした。23年はダービー馬タスティエーラが2着、皐月賞馬ソールオリエンスが3着で、残る4頭は4着以下に終わっています。 買い目の考え方 :1番人気は3着内の軸にして、頭は2〜4番人気まで広げる。相手には前走3着以内で終いの脚がある馬を選び、三連単の3着には二桁人気を1頭まぜる。 🏟️ 3. コースの特徴・枠順・東西 🔥「5〜8番は40頭で3着内3回。13〜16番は同じ40頭で3着内10回」 京都の芝3000mは外回りを使い、スタートからゴールまでにコーナーを6回まわります。最後の直線は404mです。出走できるのは3歳馬だけで、京都の10回で牝馬の出走は1頭(着外)でした。2021・2022年は阪神芝3000mで行われています。 枠は、複勝率(3着以内に入った割合)で差が出ます。右端の1着シェアは、勝ち馬10頭のうち何割がその枠から出たかです。 📊 枠番成績(京都で行われた10回) 枠 着別度数 勝率 複勝率 1着シェア 1枠 1 0 0 19 5.0% 5.0% 10.0% 2枠 3 2 0 15 15.0% 25.0% 30.0% 3枠 1 0 0 19 5.0% 5.0% 10.0% 4枠 0 1 1 18 0.0% 10.0% 0.0% 5枠 1 2 2 15 5.0% 25.0% 10.0% 6枠 1 2 0 17 5.0% 15.0% 10.0% 7枠 2 2 5 20 6.9% 31.0% 20.0% 8枠 1 1 2 26 3.3% 13.3% 10.0% 馬番を4頭ずつに区切ると、真ん中の5〜8番は40頭で3着内3回に落ちます。 📊 馬番成績(4頭区切り・京都で行われた10回) 馬番 着別度数 出走 3着内 1〜4番 4 2 0 34 40 6 5〜8番 1 1 1 37 40 3 9〜12番 2 4 2 32 40 8 13〜16番 2 3 5 30 40 10 17〜18番 1 0 2 16 19 3 💡解説 : 8つの枠で3着以内に入る割合がいちばん高いのは7枠で、29頭のうち9頭が馬券に絡んでいます。 7枠から勝ったのは、アーバンシック(24年)とキセキ(17年)でした。2枠は20頭で3勝しており、そ