🐴京都芝3000mで大事な能力を持つ穴馬とは?|菊花賞2026 週アタマ検討会のまとめ
京都競馬場 芝3000m/G1 2026年10月25日(日) 月曜に公開した週アタマ検討会の中身を、読める形にまとめました。枠順も最終追い切りもまだなので、ここでは結論を出しません。オッズと人気は、すべて月曜時点の想定です。 二冠馬ロブチェンに、死角はないのか。真速指数(走ったタイムを距離と馬場で測り直した、自社の速さの物差し)では、想定2番人気のダノンヒストリーがロブチェンを上回りました。穴は、長い距離に向く血統の馬から探しています。動画でも同じ中身を話しています。 https://youtu.be/nvxDQvRIEf4 【超要約】 想定1番人気は二冠馬ロブチェン。想定オッズで10倍を切るのは、2番人気ダノンヒストリーとの2頭だけ 真速指数の1位はダノンヒストリーの66.0。過去7回の1〜3着馬21頭の誰よりも高い 京都の菊花賞は最近10回で1番人気が4勝・2着0回。人気薄の穴は「上がりの速い差し馬」と「4コーナー先頭で粘る馬」 傾向に当てはまる登録馬2頭と、長い距離に向く血統の穴馬3頭の名前は有料部分で 3頭のうち1頭は除外対象で、出走できるかはまだ分からない。それでもマジで3000mで買いたい馬 📋 1. 史上9頭目の三冠がかかる菊花賞 🔥「二冠馬ロブチェンに、死角はないのか」 史上9頭目の三冠馬がかかる菊花賞です。前哨戦の神戸新聞杯を勝利したロブチェンに、死角はないのかが気になります。 ライバルは、夏の北海道で衝撃的な勝ち方をしたダノンヒストリー。ルメさん(ルメール騎手)に乗り替わって、逆転も狙えそうな内容でした。 とはいえ、何が起こるか分からないのが京都の長距離です。先週も秋華賞で、ギャラボーグが復活激走しました。面白い穴馬は、ぜひ見つけておきたいところです。 過去の傾向や真速指数から見える強豪馬は誰か。ここでこそ狙ってみたい穴馬は誰か。1頭だけ、マジで3000mで買いたい馬がいるんです。ただ、その馬はまだ出走できるか分かりません。 📊 2. 想定オッズと真速指数 🔥「真速指数の1位は、二冠馬ではなくダノンヒストリー」 想定オッズの列を見ると、10倍を切っているのは上の2頭だけです。 想定人気 馬名 騎手(予定) 想定オッズ 備考 1 ロブチェン 松山 1.9倍 2 ダノンヒストリー ルメール 5.7倍 3 ゴーイントゥスカイ 武豊 11.3倍 4 アルトラムス 岩田望 13.9倍 回避 5 コンジェスタス 西村淳 19.4倍 6 アウダーシア 津村 20.8倍 7 バステール 川田 23.1倍 8 アスクエジンバラ 岩田康 27.8倍 9 マジョレルブルー 戸崎圭 31.5倍 10 ミッキーファルコン 浜中 35.8倍 11 ジャスティンシカゴ 原 41.7倍 想定1番人気は、皐月賞とダービーを勝った二冠馬のロブチェン。コントレイル以来の牡馬三冠がかかっています。先週の秋華賞では、モンローウォークが単勝1.3倍に応えて勝ちました。今回のロブチェンも、モンローウォーク並に圧倒的人気でしょうか。 2番人気はダノンヒストリーです。北海道の2走がいずれもぶっちぎりでした。覚醒した強さに加えて、乗るのはルメさん。そのあたりが、逆転を期待されているところでしょう。 神戸新聞杯で2着に入り、ロブチェンに迫ったアルトラムスは回避しました。 目安になるのは、過去7回の菊花賞で1〜3着に入った21頭です。「いまの真速」は、ここ1年の走りを新しいレースほど重く見て出した値です。この21頭の、レース前の「いまの真速」の真ん中が58.9でした。「直近」はいちばん新しいレースの値、「1年ベスト」はこの1年でいちばん高かった値になります。3歳だけのレースなので、年齢の補正はかけていません。 見るのは「いまの真速」の列です。 順 馬名 いまの真速 直近 1年ベスト 想定人気 1 ダノンヒストリー 66.0 70.9 70.9 2 2 ゴーイントゥスカイ 61.8 62.8 64.6 3 3 ロブチェン 61.6 60.8 66.7 1 4 アウダーシア 60.6 62.7 64.3 6 5 アスクエジンバラ 60.4 59.4 61.8 8 6 サノノグレーター 60.3 58.5 65.7 14 7 キンググローリー 59.5 62.0 62.0 15 8 バステール 59.5 59.1 61.5 7 9 ミッキーファルコン 59.3 66.2 66.2 10 10 コンジェスタス 59.3 56.8 62.7 5 11 シートゥサミット 58.7 59.0 65.6 12 人気では2番手のダノンヒストリーが、真速指数ではロブチェンを上回りました。二冠馬より上の馬がいるのは、思ったより面白いところです。しかも上のほうには、サノノグレーターやキンググローリーのように、想定で二桁人気の馬も並んでいます。 ただ、その値が高いのか低いのかは、今年の馬だけを並べても分かりません。そこで、歴代の1〜3着馬と比べました。 上の段は過去7回の1〜3着馬21頭で、黄色い丸が勝ち馬です。下の段に、今年の登録馬21頭を並べました。点線が上位馬の真ん中の58.9です。 ダノンヒストリーは、過去の上位馬の誰よりも右にいます。過去の勝ち馬より上ということです。ロブチェンも、過去の勝ち馬と並べて見劣りしない位置にいます。 1年の中のベストで比べると、上位馬の真ん中は63.2に上がります。それでも、ダノンヒストリーの70.9はやっぱり右の端です。真速指数の上では、二冠馬にもしっかり相手がいます。 徒然草の「高名の木登り」には、危ないのは降りる手前の低い所だ、という話があります。三冠目前の、いちばん楽そうな所こそ油断大敵です。なので、二冠馬が相手でも、私は一強とは見ていません。 過去の傾向に当てはまる登録馬2頭、長い距離に向く血統の穴馬3頭、そしてマジで3000mで買いたい1頭の名前と見立ては、この先の有料部分に書いています。