🏇凱旋門賞2026 海外馬14頭の特徴と評価まとめ
2026年10月4日(日)パリロンシャン・芝2400m/G1。発走は日本時間の23時05分、出走は16頭です。 本命は、去年ダリズにアタマ差まで迫った🐴ミニーホークです。 今年は春のG2を勝ったあと勝ちがなく、前売りは20倍前後。1番人気のダリズは2倍台です。去年アタマ差だった2頭に、6倍以上の値段の差がついています。 馬場は、水曜の雨で木曜に少し柔らかくなりました。その後は乾く予報で、良に近いところまで戻る見込みです。晴れれば速い馬場が得意な馬、雨が残れば柔らかい馬場が得意な馬に向きます。 📋馬番と騎手(16頭) 番 馬名 性齢 騎手 1 ベンヴェヌートチェッリーニ 牡3 ムーア 2 チェスナットロケット 牡4 グランダン 3 サンダリングオン 牝3 ブドー 4 ヴァランディール 牡3 ルクーブル 5 ダリズ 牡4 バルザローナ 6 カルパナ 牝5 キーン 7 フレンドリーソウル 牝5 ドイル 8 ブライトライト 牡3 マリー 9 サダッド 牡4 ドーソン 10 ミニーホーク 牝4 ビュイック 11 モルティーズクロス 牡3 マーカンド 12 アドマイヤテラ 牡5 C・デムーロ 13 メイショウタバル 牡5 武豊 14 アローイーグル 牡5 メンディザバル 15 ベイシティローラー 牡4 マーフィー 16 ダイヤモンドネックレス 牝3 スミヨン 🔥上位人気の5頭 🐴ダリズ|5番・牡4・バルザローナ騎手 血統:父シーザスターズ、母の父セルカーク 調教師:F=H・グラファール(フランス) 実績:去年の凱旋門賞馬。パリロンシャンは8戦7勝 今年:ガネー賞1着→イスパーン賞1着→プリンスオブウェールズS 3着→フォワ賞1着 陣営:グラファール調教師「凱旋門賞には100%の状態で向かう必要がある。先週と今週火曜の調教は、どちらも順調だった」「良馬場のほうが瞬発力を生かせる」 海外の評判:文句なしの1番手。海外の予想家は「この12か月の内容は申し分ない。前哨戦も楽勝で、枠もいい」と最高評価 去年は重い馬場で、今年のフォワ賞は速い馬場で勝っていて、馬場を選びません。今年ただ一つの負けのプリンスオブウェールズSは、陣営が輸送のストレスと軽いウイルス感染を理由に挙げています。怖いのは歴史のほうで、牡馬の連覇は1978年から48年出ていません。 判定:強い。勝つ確率はいちばん高い ここから先は有料です。 この先に載せているもの: 上位人気の残り4頭(モルティーズクロス・カルパナ・ダイヤモンドネックレス・サンダリングオン)の特徴と判定 残りの海外馬8頭の特徴と判定 日本の2頭の短評 本命🐴ミニーホークを推す理由 最終結論ランキングと、晴れ・雨それぞれの相手 🐴モルティーズクロス|11番・牡3・マーカンド騎手 血統:父シーザスターズ、母の父キャメロット 調教師:W・ハガス(イギリス) 今年:ダービートライアル1着→英ダービー2着(重馬場)→パリ大賞1着(凱旋門賞と同じ舞台)→グレートヴォルティジュールS 1着 通算5戦4勝。負けたのは雨の英ダービーだけ 陣営:ハガス調教師「この馬のいいところは、毎回前走を上回ってくること」。馬主側は「ダービーは内枠と雨のダブルパンチだった」「騎手は晴天と良馬場を強く望んでいる」 海外の評判:ダリズへの最大の対抗。海外の予想家は「11番枠からは、また進路で苦労するかもしれない」 前走のグレートヴォルティジュールSでは、英ダービー馬のクリスマスデイを2馬身負かしました。セントレジャーには向かわず、凱旋門賞一本に絞ってきた馬です。速い馬場では負けていません。晴れなら最速、雨が落ちたらピットイン、というドライタイヤのような馬です。 判定:晴れなら買い 🐴カルパナ|6番・牝5・キーン騎手 血統:父スタディオブマン、母の父ダンシリ 調教師:A・ボールディング(イギリス) 今年:アストンパークS 1着→ハードウィックS 2着(ハナ差)→キングジョージ1着→ヨークシャーオークス1着(ハナ差) 去年の凱旋門賞:7着 陣営:「数字を見れば、これまでで一番の状態。去年の凱旋門賞は、彼女のキャリアで最悪のレースだった」 海外の評判:海外の予想家は辛口で「去年7着だった頃から上がっているとは思えない」 キングジョージでは、去年負けた相手のカランダガンを1馬身半負かしました。ヨークシャーオークスでは🐴ミニーホーク(3着)に先着しています。ただ、去年の凱旋門賞は7着でした。 判定:要注意 🐴ダイヤモンドネックレス|16番・牝3・スミヨン騎手 血統:父セントマークスバシリカ、母の父ダンシリ 調教師:A・オブライエン(アイルランド) 戦績:7戦6勝。G1はマルセルブサック賞(2歳)・仏1000ギニー・仏オークス・ナッソーSの4勝 前走:ジャン・ロマネ賞2着。ここで初めて負けた 陣営:オブライエン調教師「状態は良いが、厳しい枠を引いてしまった」 海外の評判:海外の予想家は「G1を4勝しているが、負かしてきた相手にG1馬は少ない」 2400メートルは初めてで、枠はいちばん外の16番です。この枠が決まったあと、同じ陣営の一番手のムーア騎手は、乗る馬をベンヴェヌートチェッリーニに決めました。 判定:要注意 🐴サンダリングオン|3番・牝3・ブドー騎手 血統:父フランケル、母の父ナイトオブサンダー 調教師:J・オブライエン(アイルランド) 今年:サルサビルS 1着→英オークス1着(3馬身4分の3差)→プリティポリーS 4着(1番人気・レース後に咳)→ブランフォードS 1着 騎手:主戦騎手が8月末の落馬で負傷し、2019年に凱旋門賞を勝ったブドー騎手に替わった 陣営:J・オブライエン調教師「理想を言えば、良より少し柔らかい馬場がいちばん」「スピードのあるステイヤーで、瞬発力がある」 海外の評判:海外の予想家は「ゴール前で彼女の名前が飛び交っても驚かない」 良から少し硬い馬場で走ったプリティポリーSは、1番人気で4着でした。こちらは雨がほしいウェットタイヤです。凱旋門賞である以上、父フランケルも見逃せません。 判定:雨なら買い 🔎残りの海外馬8頭 🐴ヴァランディール|4番・牡3・ルクーブル騎手 血統:父ザラック、母の父ピヴォタル 調教師:F=H・グラファール(フランス)。馬主もダリズと同じ 今年:オカール賞1着→パリ大賞4着(1番人気)→ニエル賞1着(レースレコード) 通算5戦4勝。G1はまだ勝っていない 陣営:グラファール調教師「夏の間に本当の変化が見られた。まだ成長している途中だ」 海外の評判:「買う気はないが、無視できない危険な存在」 判定:要注意 🐴ベンヴェヌートチェッリーニ|1番・牡3・ムーア騎手 血統:父フランケル、母の父ロペデヴェガ 調教師:A・オブライエン(アイルランド) 今年:英ダービーはスタートのトラブルで不出走の扱い→愛ダービー1着→キングジョージ→ニエル賞5着 陣営:オブライエン調教師「キングジョージでは大きなレースをした。ニエル賞は少し残念な内容だったが、それ以降は順調。いい枠を引いたし、我々の中ではいちばん評価が高い馬だ」 海外の評判:ムーア騎手が乗るのはプラス。ただ「1番枠が生きるのは、自分から前に行く覚悟があるときだけ」 判定:要注意 🐴フレンドリーソウル|7番・牝5・ドイル騎手 血統:父キングマン、母の父インチナー 調教師:J&S・ゴスデン(イギリス) 今年:5月に競走中止→デュークオブケンブリッジS 3着→ナッソーS 2着(勝ち馬ダイヤモンドネックレス)→ヴェルメイユ賞1着 パリロンシャンは2戦2勝(ヴェルメイユ賞とオペラ賞) 陣営:ゴスデン調教師「レースを重ねるごとに一歩ずつ前進している。同じコース・同じ距離に戻ってくるので、適性はわかっている」 海外の評判:辛口で「ヴェルメイユ賞は、かろうじて拾った勝ち」 ヴェルメイユ賞の勝ちで追加の登録料が要らなくなり、最後に出走を決めた馬です。先行するので、展開の鍵を握ります。 判定:要注意 🐴ベイシティローラー|15番・牡4・マーフィー騎手 血統:父ニューベイ、母の父テオフィロ 調教師:G・スコット(イギリス) 今年:コロネーションカップ1着(大差)→フォワ賞2着(ダリズに1馬身4分の3差) 陣営:スコット調教師「準備はとても良かった。気立てが良くてタフな馬で、チャンスをもらう価値がある」 海外の評判:「コロネーションカップは、雨も含めてすべての条件が味方した」 調教師は馬場を気にしていて、柔らかければ凱旋門賞、硬ければ別のレースに回す考えでした。G1の2勝は、どちらも緩い馬場です。 判定:雨なら要注意。晴れだと、能力的にはちょいと疑問が残る 🐴見送りの4頭 🐴サダッド|9番・牡4・ドーソン騎手 血統:父ピナトゥボ、母の父ケープクロス。調教師はR・ヴァリアン(イギリス) 今年:ゴードンリチャーズS 1着→バーデン大賞(ドイツのG1・2400m)1着。これが初めてのG1勝ち ハンデ戦から18か月かけてG1まで上がってきた馬 陣営:ヴァリアン調教師「今の状態は、自分が作れる中で最高。2400メートルはまだ今季2戦目だ」 🐴アローイーグル|14番・牡5・メンディザバル騎手 血統:父グレンイーグルス、母の父アナバーブルー。調教師はJ=C・ルジェ(フランス) 2023年の凱旋門賞馬エースインパクトの半弟 去年の凱旋門賞は6着。そのあとロワイヤルオーク賞(G1)を勝った 今年:ドーヴィル大賞3着 ルジェ調教師はこのレースを最後に引退。最後の出走馬になる 🐴チェスナットロケット|2番