スプリンターズステークス2026 前走1番人気で負けた先行馬が、穴を開ける理由【穴の狙い目】
1番人気は、2021年から5年続けて勝っていません。 同じ5年で、三連単10万円超えが3回。 このレースは、ここ数年で荒れるG1に変わりました。 ただ、荒れ方には形があります。 人気薄で3着以内に入った馬は、前で運べて、しかも前走で1番人気だった。 週アタマの検討会で見えた、その形と、形に当てはまる馬の話です。 ▶ 動画:https://youtu.be/AtaCFSigbEw 荒れる年の勝ち方には形がある 2021年以降の5年で、6番人気以下から3着以内に入った馬は7頭。 そのうち3頭が勝っています。 人気薄が1頭も絡まなかった年は、1年もありません。 ⭐ 人気薄で3着以内に入った7頭の共通点 4角の位置:7頭のうち6頭が5番手以内 前走の人気:7頭のうち5頭が前走1番人気 前走で1番人気を裏切り、人気を落として臨んだ先行馬。 負けたから人気が落ちただけで、力はあると見られていた馬です。 下りのスタートで楽に好位を取れて、急坂で踏ん張れる。これが中山1200メートルの勝ち方でした。 逆に、上がりの速さだけが武器の後方待機型は、54頭走って1勝。 上がり1位の馬も、11頭走って1勝しかしていません。 脚が速いだけでは、頭を取れないレースです。 🐯ふくしくんの勝率と、パンジャタワーのねじれ 勝率の上位は🐴スターアニス(15.8%)、🐴ピューロマジック(14.9%)、🐴ルガル(13.9%)。 上の3頭には、ほとんど差がありません。 想定1番人気の🐴パンジャタワーは、勝率では12番目。 ところが、レース後半・残り800メートルの走りを見るL4予測指数では、2番目に高い。 市場の人気と、通算の評価と、いまの末脚の評価が、3つともねじれている馬です。 週アタマで気になった3頭 🐴サウンドモリアーナ 前哨戦のキーンランドカップを、2番手から押し切りました。 2着にパンジャタワー、3着にウインカーネリアン。G1でも通用している馬たちを、前から止めた勝ち方です。 中山の船橋ステークスも勝っていて、舞台は問題なし。前半33秒台の流れでも前を取れています。 それでも週アタマの想定は10番人気前後。 前哨戦を勝った馬が、ここまで人気にならない。 気になるのは土日の雨で、高速馬場でなくなるなら評価を下げたい、という見立てでした。 🐴パンジャタワー 高松宮記念、安田記念、キーンランドカップと、上位には来るのに勝ち切れない。 高松宮記念とキーンランドカップでは不利、安田記念は流れに恵まれませんでした。 止まっていた理由は、走力とは別のところにある。 パフォーマンスはフリッカージャブと比べても最上位。 スターアニスもフリッカージャブも選べた松山騎手が、この馬に乗る。そこも惹かれる材料です。 最近はスタートも安定して、4コーナーで4番手から6番手を取れるようになっています。 🐴レイピア パンジャタワーと同じ父タワーオブロンドン。 高松宮記念5着など、サトノレーヴ以外の上位勢とは僅差の競馬ができています。 最大の魅力は器用さ。中山の内を立ち回れる横山武史騎手とも合います。 勝ち切れなくても、2着、3着の穴として面白い馬です。 週アタマの結論 現状で選ぶ5頭は、パンジャタワー、ピューロマジック、レイピア、サウンドモリアーナ、エーティーマクフィ。 エーティーマクフィは前走キーンランドカップ4着で、G1でも僅差で戦えている馬。高速馬場よりタフな馬場が得意です。 組み立ては、 パンジャタワー1頭軸で、ピューロマジックを相手の筆頭にした紐荒れ狙い 。 紐荒れとは、2着・3着に人気薄が飛び込む形のことです。 1番人気が5年勝っていない、というのは、市場が読みにくいレースだという目印にはなります。 ただ、特定の人気だけを理由に消すのは、馬を見ていないのと同じ。 人気で消すのではなく、馬で決める。これが週アタマの立場でした。 人気勢のスターアニスとフリッカージャブは、次の動画で材料を並べています。