🐴モンローウォークの対抗馬はいるのか?|秋華賞2026 予想メモ①(週アタマ検討会)
京都 芝2000m・内回り/3歳牝馬三冠の最終戦 2026年10月18日(日) 10月12日に公開した週アタマ検討会の予想メモです。登録18頭の真速指数の一覧も載せました。枠順も調教もまだ出ていないので、結論は出しません。オッズと人気はすべて想定です。 📋 1. モンローウォークは強い。では相手は 🔥「春クラシックのスターアニス以外は全部疑っているので、伏兵がいる予感はしてます」 ローズステークスで衝撃的な勝ち方をしたモンローウォークは、春2冠不参加にも関わらず、1倍台の勢いで注目されています。オークス7着のエンネに完勝。オークスの上位は、2着のドリームコア以外いないので、勝負付けはすんだかもしれません。 ただ、今年の3歳、特に牝馬は、桜花賞馬のスターアニス以外、レベルが怪しい。モンローウォーク以外にも強烈な馬が潜んでいるか、オリジナルの能力審査ツール「真速指数」(走ったタイムを距離と馬場で測り直した速さの数字)で調べました。 📊 2. 前走がオークスの馬は、今年は0頭 🔥「人気は春の実績、指数は夏の上がり馬」 想定人気と指数を並べると、モンローウォークは文句なしの評価です。ところが、すぐ下に人気のない馬が並びます。ラベルセーヌ(指数2位)、カナルサンマルタン(3位)、二桁人気のハヤブササキチャン(7位)。3頭とも春のG1に出ていません。逆に、オークス2着のドリームコアや紫苑ステークスを勝ったマスターソアラは、人気ほど指数が伸びていません。 真速指数の一覧(登録18頭・指数の高い順) 指数順 馬名 いまの真速 1年のベスト 直近 想定人気 1 モンローウォーク 61.2 63.5 61.9 1番人気 2 ラベルセーヌ 59.8 63.8 63.8 4番人気 3 カナルサンマルタン 57.5 60.2 60.2 8番人気 4 ドリームコア 57.3 60.5 57.1 2番人気 5 スウィートハピネス 57.0 60.2 57.7 9番人気 6 ギャラボーグ 56.8 59.8 59.8 6番人気 7 ハヤブササキチャン 56.2 60.3 55.8 11番人気 8 マスターソアラ 56.2 57.5 57.5 3番人気 9 エンネ 55.1 58.8 58.8 5番人気 10 サムシングスイート 54.6 56.5 56.5 7番人気 11 バースデイフライト 54.0 56.1 52.1 18番人気 12 タイセイボーグ 52.8 57.4 48.9 10番人気 13 スマートプリエール 52.8 54.7 54.3 14番人気 14 テイエムアイラン 51.6 55.5 55.5 12番人気 15 ナイスプレーアスク 51.2 58.8 50.2 17番人気 16 ガーネットフレア 51.2 58.5 58.5 15番人気 17 ロザーンジュ 50.8 53.2 53.2 16番人気 18 フェスティバルヒル 48.3 53.8 48.3 13番人気 「いまの真速」は直近1年の走りを新しいものほど重く見た数字、「1年のベスト」はその中の最高、「直近」は前走です。3歳牝馬だけのレースなので、年齢の補正はありません。 秋華賞は位置取りで決まり、中団で脚をためた馬が差します。柱は前走オークスの馬で、勝ち馬の6割。穴は前走で負けて人気を落とした馬で、過去5年に4番人気以下で3着以内に来た4頭は、そろって前走で勝っていません。 ところが今年、前走がオークスの馬は1頭もいません。オークスを走った登録馬4頭は全頭が前哨戦を挟み、秋の初戦で1頭も勝てていません。真速指数でも、4頭ともラベルセーヌより下です。柱が抜けて春の組も信じきれないので、穴の形とは逆に、春のG1を使わずに勝ってきた馬に目が向きます。 🐧 3. 気になる3頭 馬名 想定人気(想定オッズ) 騎手 父/母/母父 指数 ラベルセーヌ 4番人気(11.4倍) 荻野極 キズナ/ラフォルス/パワー 2位 カナルサンマルタン 8番人気(19.3倍) 岩田望来 リアルスティール/アメリ/ディストーテッドヒューマー 3位 ハヤブササキチャン 11番人気(27.6倍) 吉田隼人 リアルスティール/ヴァフラーム/ハービンジャー 7位 ラベルセーヌ モンローウォークの対抗馬1番手に上がります。8月の新潟の三面川特別では、上がり32秒3で素質馬クライスレリアーナに完勝。荻野騎手は「最後も素晴らしい反応を見せてくれました」と振り返りました。ここでモンローウォークの特別戦より高い真速指数を出していて、その実力は夏にかけて一気に伸びています。 新潟で高い指数を出したからと、京都内回りでつながるとは言えません。ですが、デビュー戦から素質を見せていて、中山で上がり最速、0.8秒差の快勝でした。残り600メートルの12.3秒から一気に加速し、11.4秒を2回続けるあたり、非凡なものを持っています。新潟でも、12.3秒のラップから11.0秒、10.5秒と加速しました。機動力を活かす競馬のほうが得意で、末脚を要求された4月のフローラステークスでは切れ負け。荻野騎手は「自分で動いていけるポジションなら良かった」と振り返っています。京都芝2000メートルのほうが向くのでは、と考えています。 先週の追い切りは美浦のウッドで併せ馬。鹿戸調教師は「めちゃくちゃいい」「春とは全然違う」と話しています。気持ちが高ぶりやすいのが課題で、京都へ向かうのは木曜日。落ち着いて臨めるかが鍵です。 カナルサンマルタン 休み明けの状態次第という前提ですが、オークストライアルのスイートピーステークスを勝って、本番は回避して秋に照準を絞った馬です。スイートピーステークスでは、直線に入ってから一気に加速して先頭へ。夏に次の勝利を挙げるモートンアイランドを抑え、紫苑ステークス2着のサムシングスイートは0.6秒突き放しています。最後は、後方から迫ったモートンアイランドと同じスピードになっているあたり、格違いです。ルメール騎手は「外から馬が来た時でもいい反応でした」と評価しています。その後1勝クラスで強い勝ち方をしたサムシングスイートとは、別格の競馬が出来ています。まともに走れば、春クラシック組とも戦えるポテンシャルです。 現役日本人ではトップクラスに勝負強い岩田望来騎手が乗るのも魅力です。 今回は5か月半ぶり。1週前の追い切りは美浦のウッドで、自己2番目に速い時計でした。宮田調教師は「加速する脚は素晴らしいものがありますね」「思った通りの負荷をかけられました」とのこと。状態・オッズ次第ですが、覚えておきたい1頭です。 ハヤブササキチャン 前走、9月の札幌のHTB賞で、見た目よりずっと強い競馬をしてきました。僅差で8歳のワザモノを下して、さほどレベル的にも目立ちませんが、4コーナーから直線入口ではまったく進路がなく、一度スピードを大きく落としていて、進路が空いてから再度加速して、なんとか差し切る内容です。吉田隼人騎手は「ポテンシャルは上に行っても通用するので、あとはテンションですね」と話しています。 これは京都内回りで立ち回る際に役立つスキルで、4コーナー後の攻防でかなり役立つ予感がします。京都の高速馬場でも、5月に1分32秒台でしっかり勝ちきれていて、夏に一気にパフォーマンスを上げてきているのもポイントです。母父で、とはなりますが、おととしの秋華賞を勝ったチェルヴィニア、2022年2着のナミュールがいるハービンジャーの血を持っているのも、秋華賞ではプラスかな、と思います。2017年には、同じ血を引くディアドラ、モズカッチャンで1、3着のケースもありました。 先週は栗東のウッドで3頭の併せ馬、2頭に先着。東田調教師は「メンバーは強いが、やれてもおかしくない」と前向きです。想定は二桁人気。私は、狙ってみたい1頭です。 🎯 4. 人気馬は次回。伏兵がいる予感 モンローウォーク、ドリームコア、エンネなどの人気馬は次回に回します。紫苑ステークスが重馬場と特殊な状態で行われたので、京都内回りで狙うべき馬を絞り込むのは難しいです。今のところモンローウォークは普通に強いと思っていますが、春クラシックのスターアニス以外は全部疑っているので、伏兵がいる予感はしています。 結論は、枠順と調教を見てからあらためてお届けします。 動画では、真速指数のランキングと3頭のカードを順に見ています。 https://youtu.be/5Oz5dHdQgJw