紫苑ステークス2026 データ分析
📋 1. 要約 🔥 夏に勝ち上がってきた馬より、春のオークスで負けた馬です。 過去10年、前走が優駿牝馬(オークス)だった馬は4 6 4 24。 38頭が出走して14頭が3着以内に入っています。 3着内シェア46.7%。 上位3枠のうち、ほぼ半分をオークス組が持っていきます。 一方で、前走1800mを使ってきた馬は0 3 4 52。 59頭が走って、勝ち馬は1頭も出ていません。 夏の1勝クラスを1800mで勝ち上がり、勢いに乗って重賞へ。 その形が、このレースではいちばん通りません。 理由は、走ってきた中身の差です。 オークス組の大半は、東京2400mで着順を落としてきた馬たちです。 2022年スタニングローズはオークス2着、2021年ファインルージュは11着、 2020年マルターズディオサは10着、2019年カレンブーケドールは2着。 負けた着順はばらばらでも、G1の流れで2400mを走り切った経験は共通しています。 中山2000mは、スタートから1コーナーまでが短いコースです。 そこで位置を取り切れないと、内で包まれたまま終わります。 数字にもそのまま出ています。 後方待機:47頭で複勝率4.3% 3枠: 10年で1度も3着以内なし (0 0 0 17) 8枠:4勝、複勝率32.0% 外から前を取れる馬が勝ち、内で溜めた馬が消えていく。 春にG1のペースを経験してきた馬は、この位置取り争いで慌てません。 🏇 第11回 紫苑ステークス(秋華賞トライアル) 🏟️ 中山競馬場 芝2000m 📅 2026年9月6日(日) 🎖️ 3歳牝馬 G2・馬齢 📊 データ範囲:2016〜2025年の10年 💰 2. 配当 📊 過去10年の配当 年 単勝 馬連 馬単 三連複 三連単 25 2,490円 5,970円 14,840円 14,260円 141,040円 24 660円 1,600円 3,550円 2,090円 13,840円 23 660円 1,190円 2,780円 20,410円 87,550円 22 280円 790円 1,300円 1,970円 6,970円 21 450円 2,250円 3,620円 19,150円 64,570円 20 960円 13,320円 21,830円 21,370円 147,440円 19 450円 3,040円 5,100円 2,400円 18,020円 18 420円 680円 1,500円 3,400円 16,070円 17 250円 1,470円 2,270円 3,110円 11,870円 16 310円 1,210円 2,230円 3,840円 14,590円 💡 単勝は10年のうち9年が1,000円未満。1,000円を超えたのは2025年(2,490円)だけです。 頭は、ほぼ人気どおりに決まっています。 それでも三連単が1万円を割ったのは2022年(6,970円)の一度きり。 2019年、2018年、2017年、2016年のように単勝400円台で決まった年でも、 三連単はきっちり1万円を超えています。 馬連は10年のうち8年が3,000円台以下。 堅いのは馬連まで。三連単に伸ばした瞬間、必ず万馬券に届く。 三連複が1万円を超えた年が4回あります(2025年・2023年・2021年・2020年)。 どの年も、上位人気で決まりきらなかった年です。 秋華賞への優先出走権がかかるトライアルですから、 権利を取りに来る馬と、叩き台にする馬が同じレースに混ざります。 その温度差が、3着の枠を毎年ひっくり返しています。 🏟️ 3. 枠順・馬番・年齢 📊 枠番別成績(過去10年) 枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率 1枠 1 3 1 11 6.3% 25.0% 31.3% 2枠 0 1 1 15 0.0% 5.9% 11.8% 3枠 0 0 0 17 0.0% 0.0% 0.0% 4枠 0 2 2 15 0.0% 10.5% 21.1% 5枠 3 1 0 16 15.0% 20.0% 20.0% 6枠 1 1 2 16 5.0% 10.0% 20.0% 7枠 1 0 2 21 4.2% 4.2% 12.5% 8枠 4 2 2 17 16.0% 24.0% 32.0% ⚠️ 3枠は10年で1度も3着以内に入っていません (0 0 0 17)。 17頭が走って、掲示板の上半分はゼロ。8つの枠でここだけが空白です。 反対に 8枠が10年で4勝 。1着シェア40.0%、複勝率32.0%でどちらも最上位です。 5枠の3勝を合わせると、5枠と8枠だけで10年のうち7勝を占めます。 1枠は1勝ですが2着が3回あり、複勝率31.3%。 いちばん内といちばん外が良く、その中間が凹む という形です。 2枠・3枠・4枠の3つを合わせて0 3 3 47。53頭走って勝ち星ゼロ。 中山2000mはスタートから1コーナーまでが短く、 内めの枠は先行争いに加われないまま包まれます。この分布はそれを映しています。 📊 馬番別成績(4頭区切り) 馬番 着別度数 勝率 連対率 複勝率 1〜4番 1 4 2 33 2.5% 12.5% 17.5% 5〜8番 2 2 3 33 5.0% 10.0% 17.5% 9〜12番 3 3 2 32 7.5% 15.0% 20.0% 13〜16番 3 0 3 23 10.3% 10.3% 20.7% 17〜18番 1 1 0 7 11.1% 22.2% 22.2% 13番より外のバンドで10年4勝。1〜4番は40頭走って1勝だけです。 17番と18番だけを取り出すと9頭で1勝・2着1回、連対率22.2%。 母数が小さいので断定はできませんが、 外に行くほど数字が良くなる という傾向は、枠番別と一致しています。 📊 キャリア(出走回数)別成績 キャリア 着別度数 勝率 連対率 複勝率 2戦 0 0 0 4 0.0% 0.0% 0.0% 3戦 0 1 0 11 0.0% 8.3% 8.3% 4戦 4 2 3 16 16.0% 24.0% 36.0% 5戦 1 4 3 27 2.9% 14.3% 22.9% 6戦 1 0 2 24 3.7% 3.7% 11.1% 7戦 1 2 0 18 4.8% 14.3% 14.3% 8戦 1 0 2 9 8.3% 8.3% 25.0% 9戦 1 1 0 7 11.1% 22.2% 22.2% 10戦以上 1 0 0 12 7.7% 7.7% 7.7% 💡 キャリア4戦の馬が10年で4勝 。勝率16.0%・複勝率36.0%で、どちらも最上位です。 3戦以下は16頭が走って勝ち星ゼロ。 浅すぎる馬は勝てません。 6戦以上になると、勝ち星は散らばりますが複勝率が20%前後で頭打ちになります。 キャリア4戦とは、だいたい「新馬・未勝利で1勝、春のクラシックに1〜2戦」という形です。 使い減りせず、G1の流れを一度は見てきた馬。ここがちょうどよい厚みになります。 📊 所属別 項目 着別度数 勝率 連対率 複勝率 関東馬 7 7 6 95 6.1% 12.2% 17.4% 関西馬 3 3 4 31 7.3% 14.6% 24.4% 関東馬が10年で7勝。1着シェア70.0%です。 ただし出走数は115頭対41頭で、率にすると複勝率は関西馬が24.4%と上回ります。 数は東、率は西。 中山開催で関東馬が多く集まるぶんの当然の偏りで、 所属そのものを評価軸にする根拠にはなりません。 🏃 4. 脚質とペース 【ペースの傾向・過去10年平均】 勝ち時計 1分58秒97 前半3ハロン 35.43秒 前半5ハロン 60.08秒 後半5ハロン 58.89秒 ← 前半より1.19秒速い 上がり3ハロン 34.83秒 逃げ馬の平均着順 9.1着 前半が緩み、後半にかけて速くなる後傾ラップです。 10年のうち8年が良馬場、2年が稍重で施行されています。 平均ラップを並べると、3ハロン目から5ハロン目が12秒09・12秒22・12秒53と落ち、 そこから11秒89・11秒64・11秒56と上がっていきます。 中盤でいったん息が入り、残り800mから加速する。 だから逃げ馬の平均着順は9.1着。前で行き切るだけでは残りません。 📊 脚質別成績 脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率 逃げ 1 1 1 8 9.1% 18.2% 27.3% 先行 4 3 3 21 12.9% 22.6% 32.3% 中団 3 6 5 52 4.5% 13.6% 21.2% 後方 1 0 1 45 2.1% 2.1% 4.3% マクリ 1 0 0 2 33.3% 33.3% 33.3% 先行が10年で4勝、複勝率32.3%で最上位。 中団は3勝ですが2着6回・3着5回と、3着内シェアでは46.7%を占めます。 ⚠️ 後方待機は47頭で複勝率4.3%。 1勝1回3着が1回だけです。 中盤で息が入るぶん、後ろから行くと前との差が詰まりません。 逃げは11頭で1 1 1。複勝率27.3%は悪くありませんが、平均着順は9.1着。 残る年と、あっさり飲まれる年に完全に割れます。 狙う位置は明確です。 逃げず、控えすぎず、先行から中団の前め。 📊 上がり3ハロン順位別成績 上3F順位 着別度数 勝率 連対率 複勝率 1位 3 1 2 7 23.1% 30.8% 46.2% 2位 0 2 2 4 0.0% 25.0% 50.0% 3位 1 2 1 8 8.3% 25.0% 33.3% 1〜5位計 7 6 6 33 13.5