札幌2歳ステークス2026 データ分析
📋 1. 要約 🔥 上がり最速の馬は、11頭中10頭が3着以内。複勝率90.9%です。 過去10年、レースで上がり3ハロン最速を記録した馬の成績は4 3 3 1。 掲示板を外したのは、10年でたった1頭だけ です。 2位まで広げても3 2 2 3で複勝率70.0%。 1位と2位を合わせると、10年で7勝しています。 逆に上がり6位以下は73頭で1勝、複勝率6.8%。 ここまで極端な数字は、他の重賞ではめったに出ません。 このレースは、終いの脚だけで決まっています。 ところが、それを知っていても当たりません。 三連単は 10年すべて万馬券 。単勝は8年が1,000円未満で決まっているのに、です。 理由は、走る馬たちのキャリアにあります。 キャリア1戦:10年で5勝。3着内シェア53.3% キャリア2戦:4勝 前走1着だった馬:3着内30頭のうち 28頭 出走馬のほとんどが、新馬か未勝利を1つ勝っただけ。 誰がどれだけ終いを使えるのか、まだ誰も知りません。 1番人気は10年で4勝しています。勝率40.0%は立派な数字です。 ところが 2着に入ったことは一度もありません (4 0 3 3)。 勝つか、3着まで落ちるか。その隣は毎年、別の馬が埋めています。 4番人気が2着4回。10番人気も2着2回。 頭は読めて、2着が読めない。 それが10年連続万馬券の正体です。 🏇 第61回 農林水産省賞典 札幌2歳ステークス 🏟️ 札幌競馬場 芝1800m 📅 2026年9月5日(土) 🎖️ 2歳 G3・馬齢 📊 データ範囲:2016〜2025年の10年 💰 2. 配当 📊 過去10年の配当 年 単勝 馬連 馬単 三連複 三連単 25 340円 4,640円 6,300円 6,410円 32,110円 24 430円 4,070円 5,650円 4,100円 26,070円 23 680円 2,060円 4,050円 2,370円 16,700円 22 420円 2,040円 3,780円 5,620円 26,540円 21 210円 960円 1,470円 2,770円 11,510円 20 470円 2,360円 3,920円 3,060円 17,670円 19 2,940円 6,890円 20,480円 6,720円 89,460円 18 2,820円 8,770円 23,600円 6,320円 87,570円 17 300円 1,760円 2,670円 9,330円 33,770円 16 970円 18,120円 30,290円 89,480円 501,710円 💡 三連単は10年すべて万馬券。 4本の秋の重賞のなかで、これはここだけです。 最低でも2021年の1万1,510円。最高は2016年の50万1,710円。 それでいて単勝は8年が1,000円未満。2021年は210円です。 馬連が1万円を超えたのも2016年の1回だけ。 単勝と馬連は堅く、三連単だけが必ず跳ねる。 三連複を見るとこの構造がよく分かります。 10年のうち9年は1万円未満。ところが同じ年の三連単は万馬券になっています。 つまり 3頭の組み合わせは当たる。並び順が当たらない。 1着・2着・3着がどの順で入るかが、毎年入れ替わっています。 馬単が2万円を超えた年が3回(2019年・2018年・2016年)。 どの年も勝ち馬が5番人気か6番人気でした。 頭さえ当たれば配当は伸びる。 買うなら単勝と三連複、当てにいくなら三連単。 🏟️ 3. 枠順・馬番・年齢 📊 枠番別成績(過去10年) 枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率 1枠 0 2 3 5 0.0% 20.0% 50.0% 2枠 1 0 0 9 10.0% 10.0% 10.0% 3枠 1 0 0 12 7.7% 7.7% 7.7% 4枠 3 0 1 11 20.0% 20.0% 26.7% 5枠 1 1 1 15 5.6% 11.1% 16.7% 6枠 0 0 1 17 0.0% 0.0% 5.6% 7枠 2 2 1 15 10.0% 20.0% 25.0% 8枠 2 5 3 10 10.0% 35.0% 50.0% 8枠が複勝率50.0%。 20頭走って10頭が3着以内、しかも2着が5回です。 1枠も0 2 3 5で複勝率50.0%。 両端が良く、真ん中が凹みます。 ⚠️ 6枠は18頭で3着1回だけ (0 0 1 17)。複勝率5.6%で最下位。 3枠も13頭で1勝のみ、複勝率7.7%です。 勝ち星がいちばん多いのは4枠の3勝(勝率20.0%)。 8枠と1枠が「絡む枠」、4枠と7枠が「勝つ枠」という分かれ方をしています。 札幌は小回りで最初のコーナーまでが短く、外枠は不利に見えます。 数字はそう出ていません。 2着5回の8枠が、その先入観を裏切っています。 📊 馬番別成績(4頭区切り) 馬番 着別度数 勝率 連対率 複勝率 1〜4番 4 2 3 30 10.3% 15.4% 23.1% 5〜8番 2 3 4 31 5.0% 12.5% 22.5% 9〜12番 3 1 3 29 8.3% 11.1% 19.4% 13〜16番 1 4 0 4 11.1% 55.6% 55.6% 13番より外は9頭しか走っていませんが、そのうち5頭が3着以内。 連対率55.6% は他のバンドの3倍以上です。 出走頭数が14頭前後で収まる年が多く、13番以降が生まれる年自体が限られます。 母数が小さいので数字を鵜呑みにはできません。 偏りとして拾うにとどめます。 📊 キャリア(出走回数)別成績 キャリア 着別度数 勝率 連対率 複勝率 1戦 5 4 7 51 7.5% 13.4% 23.9% 2戦 4 2 1 25 12.5% 18.8% 21.9% 3戦 1 3 0 8 8.3% 33.3% 33.3% 4戦 0 0 2 3 0.0% 0.0% 40.0% 5戦 0 1 0 6 0.0% 14.3% 14.3% 💡 キャリア1戦の馬が10年で5勝 。3着内16回で、3着内シェアは53.3%です。 2戦の4勝を足すと、勝ち馬10頭のうち9頭がキャリア2戦以内でした。 新馬を勝ったばかりの馬が、そのまま重賞を勝つ。 この時期の2歳戦は、経験値がほとんど武器になりません。 4戦以上になると勝ち星はゼロ。使い込んだ馬が有利になる場面はありません。 📊 性別・所属 項目 着別度数 勝率 連対率 複勝率 牡・セン 7 6 9 72 7.4% 13.8% 23.4% 牝 3 4 1 22 10.0% 23.3% 26.7% 関東馬 5 4 3 46 8.6% 15.5% 20.7% 関西馬 4 5 6 43 6.9% 15.5% 25.9% 地方所属 1 1 1 5 12.5% 25.0% 37.5% 牝馬は30頭で3勝、連対率23.3%。牡・セン馬の13.8%を上回ります。 2022年ドゥーラ、2020年ソダシ、2017年ロックディスタウンが牝馬の勝ち馬です。 ⚠️ 見落としやすいのが 地方所属馬 。8頭しか出走していませんが、 1勝・2着1回・3着1回で複勝率37.5%です。 2016年トラストが勝ち、2018年ナイママが2着、2017年ダブルシャープが3着。 母数8頭の数字ですから傾向として扱うには軽いものの、 地方所属というだけで人気を落とす馬がいるなら、そこは拾いどころ になります。 関東と関西の差はほとんどありません。連対率はどちらも15.5%です。 🏃 4. 脚質とペース 【ペースの傾向・過去10年平均】 勝ち時計 1分50秒05 前半3ハロン 36.50秒 前半5ハロン 61.17秒 後半5ハロン 61.18秒 ← 前半との差は0.01秒 上がり3ハロン 36.73秒 逃げ馬の平均着順 8.0着 前半5ハロンと後半5ハロンが、0.01秒差でそろっています。 均衡ラップです。 10年のうち8年が良馬場、2年が稍重で施行されています。 平均ラップは12秒52で入って、その後は12秒台前半が7ハロン続き、 最後の1ハロンで12秒52に戻る。 極端に速くなる区間も、緩む区間もありません。 洋芝で時計がかかるぶん、全馬が同じような脚で走り続けます。 そのなかで最後の3ハロンを1秒でも速く上がれた馬が、そのまま勝つ。 📊 脚質別成績 脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率 逃げ 2 1 0 7 20.0% 30.0% 30.0% 先行 4 4 2 23 12.1% 24.2% 30.3% 中団 1 2 6 32 2.4% 7.3% 22.0% 後方 1 2 1 31 2.9% 8.6% 11.4% マクリ 2 1 1 1 40.0% 60.0% 80.0% 先行が10年で4勝、複勝率30.3%。 逃げも10頭で2勝しています。 前2区分を合わせると10年で6勝、1着シェア60.0%です。 中団は41頭で1勝のみ。ただし3着が6回あり、複勝率22.0%。 中団は3着まで という、はっきりした線が出ています。 後方待機は35頭で1勝、複勝率11.4%。 そして マクリが5頭で2勝、複勝率80.0% 。 母数5頭なので数字としては軽いのですが、 道中で外から押し上げていける馬が、この舞台では強い。 これは上がり最速の数字とつながる話です。 📊 上がり3ハロン順位別成績 上3F順位 着別度数 勝率 連対率 複勝率 1位 4 3 3 1 36.4% 63.6% 90.9% 2位 3 2 2 3 30.0% 50.0% 70.0% 3位 1