🐴去年の王者は3番手。初ダートのレーベンスティールは買えるか|南部杯2026 中央7頭の状態と推奨度
盛岡競馬場 ダート1600m(左回り)/3歳上 Jpn1・定量 2026年10月12日(月・祝) 🎬 動画でも解説しています https://youtu.be/cIDG jk0FkE 📋 1. レポートの要約 🔥「中央の上位5頭は、指数が66〜69に固まっている。抜けた馬がいない南部杯」 マイルチャンピオンシップ南部杯。今年は11頭で、中央が7頭、岩手が4頭です。去年の勝ち馬ウィルソンテソーロに、芝の重賞馬レーベンスティールが初めてのダートで挑みます。 ⭐ 中央のダートの走りで並べると、1位はウィルソンテソーロ。チャンピオンズカップ2着、フェブラリーステークス2着と、3走続けて68〜70 🔒 前走の数字がいちばん高いのは、エルムステークスを勝ったルクソールカフェ。2着のペリエールも、その1走は飛び抜けている ⚠️ レーベンスティールは、ダートを一度も走っていない。指数で測れる材料が無い 陣営の言葉がいちばん強いのは、メイショウハチローの「馬はすごく調子がいい」と、ストレングスの「いい状態です」。ウィルソンテソーロは「狙い通りにいい感じ」と話していますが、最終追い切りは併せた相手に半馬身遅れました。 レース概要 📍 盛岡ダート1600m(左回り)。11頭・全馬57kg。発走は10月12日(月・祝)18時15分 📍 1着賞金8000万円。勝った馬にはJBCクラシックとJBCスプリントの優先出走権 📍 枠順は確定。盛岡のダートは直近の開催で良、12日の予報は晴れ時々くもり 📊 枠順 枠 馬番 馬名 所属 騎手 1 1 メイショウハチロー JRA 吉原寛人 2 2 ウィルソンテソーロ JRA 川田将雅 3 3 キタノズエッジ JRA 古川吉洋 4 4 サクラトップキッド 岩手 高橋悠里 5 5 ルクソールカフェ JRA 岩田望来 6 6 ストレングス JRA 小崎綾也 6 7 バトルバーリライ 岩手 阿部英俊 7 8 ペリエール JRA 佐々木大輔 7 9 リトルサムシング 岩手 菅原辰徳 8 10 ヒロシクン 岩手 高松亮 8 11 レーベンスティール JRA 戸崎圭太 🧮 2. 統一指数で見る11頭 🔥「近3走の平均は、ルクソールカフェ、メイショウハチロー、ペリエールの順。去年の勝ち馬は5位」 📊 統一指数(2026年出走11頭) 順 馬番 馬名 所属 近3走(古→新) 平均 最高 1 5 ルクソールカフェ JRA 69中 / 59中 / 76中 68.1 76.1 2 1 メイショウハチロー JRA 65中 / 70中 / 69中 67.8 69.8 3 8 ペリエール JRA 62中 / 64中 / 75中 67.1 75.2 4 3 キタノズエッジ JRA 68中 / 67中 / 63中 66.1 67.6 5 2 ウィルソンテソーロ JRA 70中 / 56地 / 49地 58.5 69.7 6 6 ストレングス JRA 59中 / 65中 / 48地 57.1 64.9 7 10 ヒロシクン 岩手 52地 / 62地 / 53地 55.8 62.2 8 7 バトルバーリライ 岩手 54地 / 53地 / 44地 50.5 54.4 9 4 サクラトップキッド 岩手 52地 / 50地 / 49地 50.2 51.7 10 9 リトルサムシング 岩手 56地 / 43地 / 38地 45.7 56.1 — 11 レーベンスティール JRA ダートの走りなし — — 💡解説 :統一指数は、地方のレースを中央のダートと同じ基準に換算した指数です。「地」が地方のレースを換算した値、「中」が中央のダートの値。 1位のルクソールカフェは、前走のエルムステークス1着が76.1。11頭の近3走でいちばん高い数字です。3位のペリエールも、同じエルムステークスの2着が75.2でした。この2頭は、前走の1走が平均を引き上げています。 2位のメイショウハチローは65、70、69。大きな数字は無いかわりに、3走ともそろっています。 去年の勝ち馬ウィルソンテソーロは5位です。ただ、近3走のうち2つが地方のレース。かしわ記念1着が56.5、さきたま杯2着が49.3で、中央のフェブラリーステークス2着の69.7より10点以上低く出ています。去年の南部杯を勝ったときも61.1でした。地方の大きいレースは、数字が低めに出ます。 📊 中央のダートの走りだけで並べると 順 馬番 馬名 中央ダートの近3走 平均 1 2 ウィルソンテソーロ 69.9 / 67.8 / 69.7 69.1 2 5 ルクソールカフェ 69.2 / 59.0 / 76.1 68.1 3 1 メイショウハチロー 64.6 / 69.8 / 68.9 67.8 4 8 ペリエール 62.0 / 64.0 / 75.2 67.1 5 3 キタノズエッジ 67.6 / 67.3 / 63.4 66.1 6 6 ストレングス 57.0 / 58.9 / 64.9 60.3 中央の走りだけで比べると、ウィルソンテソーロが1位に上がります。チャンピオンズカップ2着が2回、フェブラリーステークス2着。3走とも68〜70です。上位5頭の差は3点しかありません。 🐴 3. レーベンスティール、初めてのダート 🔥「中山記念を勝って『あとはGI』。大阪杯6着、安田記念7着のあと、秋の初戦に南部杯を選んだ」 父リアルスティール、母トウカイライフ、母の父トウカイテイオー。芝の重賞を勝ってきた6歳馬が、初めてダートを走ります。8枠11番、鞍上は戸崎圭太騎手です。 📊 ここまでの流れ 日付 出来事と言葉 3月1日 中山記念1着。戸崎圭太騎手「重賞をたくさん勝って、あとはGIというところにきていると思います」 4月5日 大阪杯6着。ルメール騎手「坂を上がってから苦しくなりました。この馬場、この距離、このレベルで最後は大変でした」 6月7日 安田記念7着。戸崎圭太騎手「いい感じで行けたけど、伸びなかったです」 9月1日 南部杯を目標に調整すると発表 9月30日 1週前追い切り。田中博康調教師「今回はダートのレースに初めて挑戦する形。そこに適応できるように取り組んでいます」 10月8日 最終追い切り。田中博康調教師「初ダートとしてはいい条件だと思います。落ち着きも鍵になる」 1週前は美浦のウッドコースを一杯に追われて、6ハロン78秒8、終い11秒8。1勝クラスの馬と併入でした。田中博康調教師(9月30日)は「まだ動き自体は重め感が抜けてこないけど、レースまでに何とか状態を上げていきたい」「力強い走りをするタイプだし、ここを突破してくれると先の楽しみが広がってくる」「(盛岡の1600メートルは)条件的にいいんじゃないかと思っています」と話しています。 最終追い切りは10月8日、ウッドコースを馬なりで6ハロン79秒9、終い11秒8。こちらも併入です。田中博康調教師(10月8日)は「順調に良くなってきている認識です。加齢とともに良化は遅くなったけど動きや反応は良くなってきた気がします」。 全体時計は2週続けて速い数字です。課題として調教師が挙げているのは、操縦性と落ち着き。大外の8枠11番から、初めての砂でどう運ぶかです。 ⭐ 4. 中央7頭の状態と推奨度 🔥「★3つはウィルソンテソーロとルクソールカフェ。4頭が同じ点数で並ぶ」 中央の7頭を、統一指数、陣営のコメント、追い切りの3つで見比べて、推奨度を★1〜3で整理しました。 📊 中央7頭の推奨度 推奨度 馬番 馬名 騎手 買える材料 不安 ★★★ 2 ウィルソンテソーロ 川田将雅 去年の勝ち馬。今年3戦すべて2着以内 110日ぶり。最終追い切りは半馬身遅れ ★★★ 5 ルクソールカフェ 岩田望来 エルムステークス1着。前走の指数がいちばん高い 入厩時に輸送熱、右トモに硬さ ★★ 1 メイショウハチロー 吉原寛人 今年4戦すべて2着以内。「すごく調子がいい」 地方の砂とGIの相手が初めて ★★ 6 ストレングス 小崎綾也 最終追い切りは併せて先着。「いい状態です」 砂をかぶると崩れる。1600mが初めて ★★ 8 ペリエール 佐々木大輔 エルムステークスで0秒2差の2着 今年の東京1600mは10着と4着 ★ 3 キタノズエッジ 古川吉洋 1400mのオープンを今年2勝 135日ぶり。1600mは前走の6着だけ ★ 11 レーベンスティール 戸崎圭太 芝の重賞を今年も勝っている地力 ダートが初めて。指数の材料が無い 2 ウィルソンテソーロ ★★★ 父キタサンブラック、母チェストケローズ、母の父アンクルモー。去年の南部杯の勝ち馬で、盛岡は2戦2勝です。 今年はフェブラリーステークス2着、かしわ記念1着、さきたま杯2着。3戦とも川田将雅騎手で、すべて2着以内に来ています。さきたま杯のあとは放牧に出て、9月上旬から併せ馬を5本。110日ぶりのレースです。 高木登調教師(10月8日)「先週にピリッとさせて、狙い通りにいい感じ。昨年は疲れが出やすい面をケアしながらだったが、今年はそれがなくて、すごく調整がしやすかった」「盛岡の軽い馬場が合っている」「連覇を決めて、いいパフォーマンスを見せてほしい」。 不安は最終追い切りです。10月8日、美浦のウッドコースで3馬身追いかけ、直線は一杯に追われて半馬身遅れました。調教師の言葉と、追い切りの見た目が割れています。 5 ルクソールカフェ ★★★ 父アメリカンファラオ、母メアリーズフォリーズ、母の父モアザンレディ。全兄のカフェファラオ