🏇クイーンステークス2026 最終追い切り評価
2026年8月2日(日)15時25分発走、札幌・芝1800m、G3。出走14頭の最終追い切りを全頭チェックして、S・A・B・Cの4段階で評価しました。あわせて「調教評価と人気の乖離=妙味」も算出しています。 ⚡妙味ランキング(れんちゃんの視点) 想定オッズは7月28日時点のものです。確定オッズではない点だけ、先にお断りしておきます。 ⚡今の調教がいい穴馬 🥇 ヴーレヴー (S・92点/想定6番人気)… 調教評価は全体1位。それで6番人気なら、乖離としては今回いちばん大きいです 🥈 リラボニート (A・82点/想定11番人気)… 併せ馬で5馬身追走から併入。追走ぶんを詰めきったので実質は先着です 🥉 エラトー (A・82点/想定13番人気)… 札幌芝で3F36.1秒を馬なり。13番人気は下げすぎでしょう カテリーナ (A・81点/想定7番人気)… 6F80.6秒は優秀。ただし終いは前走から0.5秒落ちています ボンドガール (A・80点/想定10番人気)… 追い切り映えしないタイプが2週続けて落ち着いて追えています 4〜5番人気のケリフレッドアスク(A・87点)とフェスティバルヒル(A・82点)も、調教内容から見れば妥当か、やや軽い扱いです。 📈前走から上昇している穴馬 今回は該当なしです。 理由をはっきり書いておきます。14頭中13頭が「坂路や本州のウッド → 洋芝・函館ウッド・札幌ダート」というコース種別をまたいだ移動をしていて、前走比の秒差を数値で断定できません。種別が違えば秒差はただのノイズになるので、ここは無理に数字を出さない方針です。 同じコースで直接比べられたのはリラボニートの1頭だけ。前走の函館ウッドで終い12.4秒、今回も函館ウッドで終い12.4秒。きれいな横ばいでした。 ⚠️危険な人気馬 今年は該当なしです。 想定1〜3番人気はエリカエクスプレス、ココナッツブラウン、コガネノソラ。3頭とも追い切りの評価はA以上で、前走比の下降も見当たりません。追い切りを理由に「この人気馬は危ない」と言える馬が、今年はいないということです。 上位人気が調教でもきちんと裏づけられている。つまり堅めの決着になりやすい構図で、そのなかで唯一「高評価なのに人気が薄い」のがヴーレヴーです。 📋各馬の詳細評価 🐴ヴーレヴー(🔴S・92点) 前走 :巴賞(OP) 1着 → 前走比 ⏩️維持 最終追い切り :札幌芝 5F69.0秒 終い12.2秒(馬なり・単走) タイプ :👁単走気配・🔥終い重点 中2週という短い間隔ですが、中間の札幌ダートで5F68.0秒 終い11.8秒を一杯に追われて記録しており、ダートでこの終いを踏めるのは相当な脚力です。最終追い切りは芝で馬なりの調整に留めましたが、レース間隔を詰めているぶん物足りなさはなく、四肢の運びがしなやかで軽快な脚取りを見せています。馬体もシャープに映り、前走からの反動は感じられません。3歳時は折り合いを欠いて暴走気味になる場面がありましたが、今回はその気配がなく、道中も落ち着いて走れています。前走の快勝が力どおりだったことを裏づける内容で、短間隔でも調子を落とさずここに臨めています。 🐴ココナッツブラウン(🔴S・91点) 前走 :ヴィクトリアマイル(G1) 5着 → 前走比 ⏫️上昇 最終追い切り :札幌芝 5F65.1秒 3F35.7秒 終い11.7秒(馬なり・単走) タイプ :🔥終い重点・💪負荷強め 最終追い切りは札幌の芝で3F35.7秒。芝コースでこのラップを刻めているのは全出走馬の中でも際立っており、しかも脚色は馬なりのままです。1週前は札幌ダートで5F68.1秒 終い12.6秒。約2か月半ぶりの実戦となりますが、序盤からしっかりした脚取りで、最後まで弾みのある走りを維持していました。筋肉量が豊富で力感のある馬体に映り、久々を感じさせません。最終追いでも四肢を機敏に動かして活気があり、踏み込みこそ馬なりゆえに強くないものの、俊敏な脚さばきは最後まで衰えませんでした。走り自体が軽快なタイプで、現在の札幌の馬場とはかみ合いそうです。 🐴エリカエクスプレス(🔴S・90点) 前走 :ヴィクトリアマイル(G1) 4着 → 前走比 ⏫️上昇 最終追い切り :函館W 4F58.7秒 終い13.5秒(馬なり・単走) タイプ :💪負荷強め・🔄CW型 この中間の主役は1週前です。栗東CWで6F78.5秒 終い11.1秒。これは自身のウッド調教で2番目に速い全体時計で、しかも終いは2F11.0秒 1F11.1秒と長くいい脚を持続させています。強めに追われてこの数字なら、時計面は文句のつけようがありません。近走は気性面の難しさから終い重視の軽い調整が続いていましたが、今回は久々に強い負荷をかけられたこと自体が状態の良さを示しています。1週前に舌を出す場面があった一方、最終の函館ウッドではむしろ走りに集中できており、身体の動きもスムーズ。輸送の影響も見当たりません。1週前にハードに追ったあと最終で我慢が利いているのも、古馬になっての充実を感じさせます。 🐴ケリフレッドアスク(🔵A・87点) 前走 :函館記念(G3) 2着 → 前走比 ⏫️上昇 最終追い切り :札幌芝 5F65.1秒 終い11.6秒(G前仕掛け・併せ先着) タイプ :✅併せ先着・🔥終い重点 最終追い切りは札幌の芝で1勝クラスの相手を3馬身追走する形から入り、ゴール前で仕掛けられると1馬身先着。追走ぶんを詰めて突き放したので、実質4馬身の差をつけた計算になります。全体5F65.1秒 終い11.6秒という数字も、この中間のメンバーでは上位です。道中は少し頭を引き気味にする場面がありましたが、脚さばきはスムーズでコーナーの立ち回りに危なげはありません。当日騎乗する鞍上が追い切りに跨り、折り合いを確認できたのも収穫でしょう。中4週で本数が2本と多くないのは唯一の気がかりですが、北海道に滞在したまま使えており、前走の疲れは見えません。 🐴コガネノソラ(🔵A・86点) 前走 :不明 → 前走比 ⏫️上昇 最終追い切り :函館W 4F53.9秒 終い12.1秒(馬なり・単走) タイプ :📈前走比上昇・👁単走気配 1週前の美浦ウッドで6F82.5秒 終い11.3秒。注目すべきは終いの区間で、2F12.4秒 1F11.3秒と自ら加速していることです。馬なりのまま脚を伸ばしており、追われて動くのではなく自分から走れている点が良い。2週前には終い10.9秒も記録しており、早い段階から態勢は整っていました。最終追い切りは函館ウッドで4F53.9秒 終い12.1秒。時計そのものは目立ちませんが、1週前より推進力のある走りでコーナーを立ち回り、脚取りも軽快です。北海道への輸送を挟んでなお前向きさが増しているのは好材料。2年前にこのレースを勝った時ほどの入念な現地調整ではないものの、状態面に不安はありません。 🐴リラボニート(🔵A・82点) 前走 :不明 → 前走比 ⏩️維持 最終追い切り :函館W 4F54.0秒 終い12.4秒(馬なり・併入) タイプ :✅併せ先着・💪負荷強め 前走時の最終追いが函館ウッドで終い12.4秒、今回も同じ函館ウッドで終い12.4秒。同じコースで比べられる数少ない一頭で、数値上は完全な横ばいです。ただし内容は上向いています。最終追い切りは同厩の相手を5馬身追走する形から入って併入。追走ぶんを詰めきったので実質は先着で、直線でも余裕を残したまま走破しています。中2週で3本という入念な乗り込みを消化し、1週前は函館芝の重馬場で強めに追われた相手に馬なりのまま並びかけて併入しました。タフな洋芝で苦労する面が見えた一方、乾いた時計の出る馬場でこそという印象で、叩き2走目の上積みも見込めます。 🐴エラトー(🔵A・82点) 前走 :巴賞(OP) 4着 → 前走比 ⏫️上昇 最終追い切り :札幌芝 5F65.4秒 3F36.1秒 終い11.4秒(馬なり・単走) タイプ :🔥終い重点・💪負荷強め 中2週で追い切り3本。間隔を詰めながらこれだけ乗り込めているのは、状態が安定している証拠です。最終追い切りは札幌の芝で5F65.4秒 終い11.4秒。3F36.1秒という速いラップを馬なりのまま刻んでおり、この中間で最も強い材料になりました。1週前は札幌ダートの稍重で5F73.4秒 終い12.2秒。時計は地味ですが序盤からきびきび動けており、レースに対する前向きさが出ています。1週前の時点では馬体にやや余裕を感じさせましたが、最終追いでは少し締まった印象で、直線でも最後まで駆け抜けていました。函館から早めに札幌へ移動して調整できているのもプラスです。 🐴フェスティバルヒル(🔵A・82点) 前走 :不明(約3か月半ぶり) → 前走比 判断困難 最終追い切り :札幌ダート 5F74.6秒 終い12.3秒(馬なり・単走) タイプ :💪負荷強め・🏔坂路型 約3か月半ぶりの実戦ですが、この中間は坂路13本・ウッド2本と乗り込み量が豊富です。最終追い切りは札幌のダートで5F74.6秒 終い12.3秒。数字だけ見れば地味ですが、脚色は終始馬なりで、久々にしては淡々としたリズムで動けています。直線に入ってからは自ら四肢の回転を上げており、レースに向かう気持ちも整っている印象です。慣れないダートコースでフォームを崩さずまとめられている点は評価したいところ。馬体に余分な肉はついておらず、仕上がりそのものに不足は見当たりません。休養明けで前走と