🏇アイビスサマーダッシュ2026 最終追い切り評価
2026年8月2日(日)新潟・芝1000m(直線)/G3。7月29日(水)の最終追い切りをもとに、出走17頭を全頭評価しました(フロムダスクは回避のため除外)。 今週の美浦は坂路・ウッドとも時計のかかる馬場、ポリトラックは良。栗東は坂路・ウッドとも重く、坂路は1番時計が4F50.3秒に対して2番目が4F51.8秒。全体に時計を要した中での比較になります。なお想定オッズは7月28日時点の予想値で、確定オッズではありません。 ⚡妙味ランキング(れんちゃんの視点) ★二重妙味(今の調教も良く、前走からも上昇) 🥇 🐴ウイングレイテスト(S・97点/想定4番人気11.9倍)… 同じウッドコースで前走時の終い12.8秒から今回10.5秒。▲2.3秒の大幅上昇を9歳で出しています。調教トップかつ人気は4番目。ここは乗るべき一頭です。 ⚡今の調教がいい穴馬 🥇 🐴クムシラコ(A・86点/想定15番人気51.3倍)… 中2週で坂路8本・ウッド3本。上のクラスの相手に坂路自己ベストで併入。照準はここでしょう。 🥈 🐴カウンターセブン(A・85点/想定7番人気22.1倍)… 11馬身半の追走差を馬なりで詰めて併入。本番で乗る騎手が水曜に騎乗。 🥉 🐴カウスリップ(A・82点/想定10番人気27.2倍)… 中間に坂路15本・ウッド6本。26日は坂路自己ベストで3馬身先着。 🐴ミカッテヨンデイイ(A・82点/想定17番人気)… 本番の騎手が跨って終い11.4秒で先着。 🐴バグラダス(A・80点/想定13番人気)… 1週前のウッドで終い11.4秒、3頭併せの最後方から差して併入。 📈前走から上昇している穴馬 🥇 🐴ベルギューン(B・77点/想定9番人気24.9倍)… 同じ栗東坂路で終い13.6秒→13.0秒(▲0.6秒)。全体時計は地味ですが、数値は前走より明確に上向きです。 🥈 🐴ウイングレイテスト(S・97点/想定4番人気)… 終い▲2.3秒。上昇幅は今週いちばん。 ⚠️危険な人気馬(※追い切り由来のみ) 該当なし。想定1〜3番人気はいずれも調教評価A以上で、前走比の下降もありません。上位人気に調教面の穴がない週です。 (参考・1〜3番人気ではないため危険判定の対象外)🐴ビッグシーザーは想定5番人気ながら調教B・71点。一杯に追って終い12.5秒に失速し、同一コースの前走比でも終いは0.2秒遅い。人気に見合う内容ではありません。 📋各馬の詳細評価 🐴ウイングレイテスト(🔴S・97点) 前走 :函館スプリントステークス(着順は不明) → 前走比 ⏫️上昇 最終追い切り :美浦ウッド 5F65.7 終い10.5秒(強め・単走) タイプ :🔥終い重点・🔄CW型 前走時の同コース追い切りが5F70.1 終い12.8秒。そこから今回は5F65.7 終い10.5秒(終い▲2.3秒)と、同じウッドコースで別馬のように動いています。内ラチ沿いから少し頭を低くしつつ推進力があり、直線で手前を替えた直後にすぐ戻して四肢を大きく伸ばす。9歳でこの終いを出せるのが何より価値です。26日には坂路で僚馬を1馬身追走してゴール前に仕掛け、4F56.4 終い12.0秒で1馬身先着。1週前も坂路を馬なりで4F55.1 終い11.7秒と、中間を通して緩みがありません。このレースで2年続けて馬券に絡んでいる馬が、好走時を上回る動きを見せている。主戦との折り合いも問題なく、狙いを外す理由が見つかりません。 🐴アメリカンステージ(🔴S・90点) 前走 :青函ステークス 3着 → 前走比 判断困難(コース種別が異なるため数値比較なし) 最終追い切り :栗東坂路 4F53.0 終い12.2秒(馬なり・単走) タイプ :👁単走気配・🏔坂路型 当日の栗東坂路は時計のかかる馬場で、1番時計が4F50.3秒、2番目が4F51.8秒。その馬場を馬なりのまま4F53.0秒でまとめている点が実質的な評価点です。直線で手前を替える際に少し右へモタれたものの、その後は地面を掻き込む脚取りで安定。重い馬場を苦にせず、気持ちも前向きでした。1週前は坂路で4F52.7 終い12.1秒、終い2F12.3 1F12.1の加速ラップ。しかもこのとき併せた相手はG1で4着のある実力馬で、末を強めに追われた相手を馬なりで交わして先着しています。海外・北海道と厳しい流れを使ってきた中でこの水準を保てているのは、単純に地力が高い証拠。時計の見た目より中身が濃い一本です。 🐴クムシラコ(🔵A・86点) 前走 :安達太良ステークス 2着 → 前走比 判断困難(コース種別が異なるため数値比較なし) 最終追い切り :美浦坂路 4F52.9 終い12.3秒(ゴール前仕掛け・併入) タイプ :✅併せ先着・💪負荷強め 中2週にもかかわらず、中間は坂路8本・ウッド3本と乗り込み量が明確に多い。間隔が詰まったときに軽く流して終わる馬が多い中、この馬は逆に負荷を積んできました。最終追い切りは僚馬を2馬身半追走してゴール前で仕掛け、自己ベストの4F52.9 終い12.3秒で併入。序盤から四肢の回転が速く活気があり、終盤に脚色が落ち着いても終い2F12.5 1F12.3で最後まで加速しています。上のクラスの僚馬を相手に自己ベストを更新しているのだから、調子は疑いようがありません。中間の本数の多さから、このレースに照準を絞ってきた気配も濃厚。想定では極端な人気薄ですが、調教内容と市場評価がここまで離れている馬は珍しいです。 🐴ピューロマジック(🔵A・86点) 前走 :函館スプリントステークス 1着 → 前走比 判断困難(コース種別が異なるため数値比較なし) 最終追い切り :栗東ウッド 4F53.4 終い11.3秒(馬なり・併入) タイプ :🔥終い重点・🔄CW型 連覇を狙う昨年の勝ち馬。最終追い切りは僚馬の内から馬なりで、行きっぷりが良すぎて助手が押さえるほど。直線でもじっと我慢させたまま進み、押さえを解いた瞬間に終い2F12.1 1F11.3で反応して併入しました。抑えられながらこの終いが出るのは、余力を残した状態で仕上がっている裏返しです。1週前は坂路を末強めに追って4F51.9 終い12.2秒。終いは減速ラップですが、この馬は坂路で終いが落ちる形でも好走を続けてきたタイプなので、ここを減点材料にする必要はありません。前走も早めに現地入りしてしっかり仕上げていた流れの続きで、上積みを大きく期待する形ではなく「高い水準の維持」。気性面の忙しさは、短距離戦なら持ち味に転びます。 🐴カウンターセブン(🔵A・85点) 前走 :安達太良ステークス 3着 → 前走比 判断困難(コース種別が異なるため数値比較なし) 最終追い切り :美浦ポリトラック 5F68.2 終い12.0秒(馬なり・併入) タイプ :✅併せ先着・👁単走気配 最終追い切りは僚馬を11馬身半も後方から追走し、馬なりのまま最後に並んで併入。時計の出やすいコースという前提は割り引く必要がありますが、大差を詰めて最後まで脚を伸ばしている内容自体は前向きさの表れです。前走時は強めに追っても終いが12秒台にとどまる地味な動きだったのに対し、今回は同じ脚色でも軽快。中2週で坂路1本・ポリトラック1本と本数は多くありませんが、23日にはプールを併用しており、負荷の設計自体は意図が読めます。本番で手綱を取る騎手が水曜の追い切りに騎乗しているのも、陣営がここに置いている比重を示すサイン。強調点は、間隔の詰まった中で調子を落としていないことです。馬体にもう少しボリュームが欲しいのは正直なところ。 🐴カウスリップ(🔵A・82点) 前走 :駿風ステークス 3着 → 前走比 判断困難(コース種別が異なるため数値比較なし) 最終追い切り :美浦ウッド 6F84.1 終い11.6秒(馬なり・併入) タイプ :💪負荷強め・✅併せ先着 中間の乗り込み量が圧倒的です。7月に入ってから坂路15本・ウッド6本。しかも26日には坂路で僚馬を2馬身半追走してゴール前に仕掛け、自己ベストの4F53.3 終い12.8秒で3馬身先着しています。最終追い切りは僚馬の内から6F84.1 終い11.6秒で併入。少し首を引き気味で頭の位置が不安定に映るのはこの馬の癖の範囲で、脚取り自体はスムーズ、トモのボリュームも十分でした。走りの安定感という一点で満点にはできませんが、「中間に負荷を積み、最終週は流して整える」という理想的な組み方ができています。想定は二桁人気。調教の中身に対して市場の評価が明らかに追いついていません。 🐴ミカッテヨンデイイ(🔵A・82点) 前走 :不明 → 前走比 判断困難(コース種別が異なるため数値比較なし) 最終追い切り :美浦ウッド 5F67.9 終い11.4秒(馬なり・1馬身先着) タイプ :🔥終い重点・✅併せ先着 飛び級での参戦ですが、動き自体は確かです。最終追い切りは本番で騎乗する騎手が跨り、馬なりで僚馬を2馬身半追走して5F67.9 終い11.4秒で1馬身先着。コーナーで頭が斜めを向き落ち着きを欠いた場面があり、直線に入るまでペースアップに時間がかかったのは課題ですが、終い2F12.7 1F11.4の伸びは数字として明確です。中間は坂路10本・ウッド3本。19日にウッドで5F68.4 終い11.9秒、22日に5F66.4 終い11.7秒と、早い段階から段階的に負荷を上げてきた流れも読み取れます。能力がこのクラスで足りるかは別問題として、この馬なりの状態は間違いなく整